0020/12/26

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アンビエント広告

 
アンビエント広告について整理してみた。

ambientとは「周辺の、環境化された」という意味で、
「生活環境に深く入り込むような広告手法」あるいは
「生活環境を利用した広告手法」というのが
アンビエント広告の一般的な定義だと思う。


個人的には
「使用するメディアが本来備えている機能に
 新しい視点を与えて広告に利用する手法」
と定義している。

ここでいうメディアというのは、
広告メニュー化されている既存のメディアだけでなく
生活環境を開発(メディアクリエイション)したメディアも含めた
広義の意味で使っている。


具体的にはこういうの。





この手法の本質は
「メディアが本来備えている機能に新しい視点を与える」
というところにあると思う。
一言でいうなら「異化」だろうか。

環境の中に溶け込ませることで広告クラッタリングを受けにくくなり
さらに、その意味を理解したときには異化効果が得られる。


また、利用する環境の選び方に成功すれば
商品の価値に共感しやすい状況で(コンテクスチュアルに)
接触してもらうことが期待できる。

たとえばこういうこと。



もう一度、定義に戻ろう。

「使用するメディアが本来備えている機能に
 新しい視点を与えて広告に利用する手法」

アンビエント広告というと、
なんとなく“奇抜な屋外広告”と捉えてしまいそうになるが、
この定義では、メディアを屋外に制限していない。

新聞でもできるし、


雑誌でもできる。



現在は比較的珍しい手法なのでネタにもなりやすいだろうが、
至るところで見られるようになると異化効果が弱まるどころか
鬱陶しいと思われてしまうかもしれない。

イレギュラーな作業が発生しがちなのもハードルではある。
 

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