0021/01/22
プレゼンNGワード
プレゼンや打ち合わせで使ってしまいがちな、
よくよく考えると内容のない言葉がある。
その1「おもしろい」
「○○すると、おもしろいと思います」
この言葉は「かわいい」と似たところがあって
乱用するとどんどん表現力を失っていくと思う。
それに提案する側が「この企画はおもしろいです」
と言っても全然説得力はなくて、
「おもしろい」という言葉を使わずに
そう感じてもらえるようでなければウソだ。
その2「訴求します」
「○○に露出することで、○○な人たちに訴求します」
“伝えたいメッセージを誰にどう伝えるか”を
説明する時にこの表現が口から出てくることがある。
特に提案内容に自信がない、あまり煮詰められていない時に
苦しまぎれに出てくることが多いように思う。
「訴求」なんて普段まず使わないし。
その施策によって、どんな反応が期待できるのかを
明確な論拠をもって具体的に語ることができなければウソだ。
今年はこの2つの言葉を使わないように意識してみよう。
そして以前から意識しているNGワードがもう1つ。
その3「やはり」「やっぱり」
「やはり○○だと思います」
“いろいろ考えたあげく、最終的な結論はこれです”
という意味で使うんだろうけど
他にどんな可能性があって、どんな理由でふるい落としたのかを
これまた明確に語ることができなければウソだ。
自分が提案を受ける側になるとよくわかるが、
「やはり」を連呼されるほど「本当に?」と返したくなる。
「ああ、この人は自分を説得しようとしている」と感じる。
「おもしろい」も「訴求」も「やはり」も
自分のプランを自分で信じていれば
使わなくてすむ言葉だと思う。
すべての案件で、自分で信じられるプランだけを提案する
というのが、プレゼンにおける現在の目標。
当たり前な話だけど…。
tag :
communication,
think,
vocabulary
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