0020/10/02

Googleブックマークへ追加 Buzzurlにブックマーク Del.icio.us Yahoo!ブックマークに登録 はてなブックマークに追加 ReTweet

歳をとるということ

 
● その1
歳をとるにつれて物忘れが激しくなる。
それは記憶力が低下するから。本当にそうか?

そもそも記憶力ってなんだ?という疑問もあるんだけど、
Wikipediaを見た感じ深い話になりそうなので、それはまたいつか。

物忘れ。「えーっと、あれなんだっけ?」ってやつ。
その正体は、実は情報量の増加なんじゃないか。
脳に蓄積された情報量が増えたから、
検索に時間がかかる。もしくは探し出せない。
だとすると物忘れは恥じることではなく、
むしろその情報量を誇ってもいい。


● その2
歳をとるにつれて時間が経つのが速く感じる。
発見が少なくなるから。
子どもの頃は初めての経験ばかり。発見の連続。
それが大人になると少なくなる。
つまり、過ごした時間の内容が薄くなっていくから。
本当にそうか?

それもあると思う。
でもきっともうひとつある。
内容の濃い薄いにかかわらず、
体感時間そのものが薄まっていくのだ。
10歳の1年は、それまでの人生10%であるのに対して
20歳の1年は、5%に過ぎない。30歳なら約3%。40歳なら2.5%。
1年が加速度的に速く感じるのも納得できる。

でもこれは怖いことだ。
単純に、時間の速さ(体感時感速度と呼ぶことにする)が
内容と体感時間のかけ算で決まるとしたら、
体感時感速度を一定に保つためには
内容のほうを加速度的に濃くしていかないといけない。

 

0 件のコメント:

 

blogger templates | Make Money Online